詩人:どるとる | [投票][編集] |
黄昏 いつものあかね空 誰かの帰りをそわそわしながら
今か今かと 待っている
大切なものなら いつでも胸の中
そばにいるよ ばかみたいに
それこそ当たり前のように
笑っているよ たまには泣くよ
お互いの至らないところを補い合って
仲良く生きていこう
夜は嫌いさ なんだか 涙が出そうになるから
今日も途中まで読んだ物語に栞をはさんだ
明日からは、また少し違う場面へ
愛はいつも 置物のように
ただそこにあるけれど ねえ
話しかけても 語り明かしても
たまに思いがすれ違っても
多分それでいいんだよ
言葉だけじゃわからないことは
ふれて、寄り添って 傷つけあうことで
だんだん何かが見えてくるものなんだと思うんだ
だから、そこにあるだけの愛に命を吹き込む
そばにいるよ ばかみたいに
それこそ当たり前のように
笑っているよ たまには泣くよ
お互いの至らないところを補い合って
仲良く生きていこう
そしてまた栞をはさんだところから
はじまる今日と 僕は向き合っている
とりあえずおはよう。