想いのすべてを言葉に出来たなら
もう誰も傷つけなくっていいのに
もう誰も争おうなんて思わないのに
僕らはあまりに 言葉を知らなさすぎる
心が見えないのはきっと
他人には知られたくない本心を隠す為だ
でも心が見えなさすぎて僕らは
時に傷つけあってしまうんだ
どんな 幸せの中にだって
悲しみはあるものだと人は 意地悪くほざく
目と目で お話するように 口は使わずに
互いの言わんとしていることを知るすべがあるなら
僕はもう言葉なんていらない
口に出せない空の喘ぎ この胸の中にひらり落ちて。
2014/05/18 (Sun)