詩人:どるとる | [投票][編集] |
たとえばここに何も入ってない空っぽの箱があったなら
その箱の中にあなたなら何を入れますか
見えないものさえもその箱の中に入れられるとしたら
僕はありったけの君への愛を詰め込もう
愛してるって叫べば
愛してるって聞こえる
そんな他愛ない繰り返しの中
僕らは 当たり前みたいに生きる
開いて 閉じて 箱は一つ一つ増えてく
ほら、また新しい箱が増えたら
また僕はその中に愛を詰め込もう
たとえばここに 何も入ってない空っぽの箱があったなら
忘れられないような物語を詰め込むんだ
ふれられないものさえも詰め込めるなら何を詰め込もう
積み重ねる時間を宝物のように箱の中にしまい込んでしまえ
悲しみも喜びも
憎しみも愛おしさも
なんでもかんでも詰め込まれた
君の心の中の箱
ひとりにひとつ誰でも持ってる
目には見えない箱だけどここにあるよ
胸に手をあてれば脈打つ心という箱
とくとくって動いてる 確かなリズムで
変わってしまうもの
変わらないもの
指折り数えてみても
あまりに多くて
途中でわからなくなるよ
いいや、ただ今は今の大切なこの時間を この気持ちを 抱きしめていよう
愛してるって叫べば
愛してるって聞こえる
そんな他愛ない繰り返しの中
僕らは 当たり前みたいに生きる
開いて 閉じて 箱は一つ一つ増えてく
ほら、また新しい箱が増えたら
また僕はその中に愛を詰め込もう
目には見えない箱だけどここにあるよ
胸に手をあてれば脈打つ心という箱
とくとくって動いてる 確かなリズムで
生きてるってささやいてる。