なにもない夜が 寂しさまでも包み込んだならさあ泣く準備を整えまして星のざわめきに耳をすましましてすべての言葉をしまい込んだらたくさん泣きなさい悲しいことは山ほど数え切れないからだから生きていくそれさえ苦労するよああ なんでもないふりしながらもやっぱり悲しみはほっぺたを伝うだから、焦らないでけっして慌てないでゆっくりのんびり気ままに歩いていこうそれくらいがちょうどいい。
[前頁] [どるとるの部屋] [次頁]