色あせたようにたたずんだ時間が胸の中に備え付けられた椅子に座ってるほらなんとなくでも歩いていけるんだ痛みは悲しみさえ連れてくるけれどこのままどこまでもどこまででも行こう誰かの涙も かなわない夢も未来へ持って行こうそうして落ち続ける砂時計がすぐそばで最後の一粒を吐き出したら その時は静かに目を閉じよう空に飛んでいこうそのための羽を編んでる。
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