詩人:どるとる | [投票][編集] |
間違えながらでも
躓きながらでも
歩いていくことは容易に出来るんだ
意地を張っていた
意固地になっていた
なんでも一人で出来る気になっていた
だけどそれは大きな間違えでした
寂しいとき切ないとき 一人じゃ埋められない悲しみがある
自分の弱さや脆さを知るために
一度は一人になってみなさい
自分が如何に弱いかがわかるから
強がってばかりの僕に気づくために
冷たい風に吹かれてみなさい
自分が如何にちっぽけかわかるから
それはただの弱虫の強がりに過ぎないから
泣きながらでも
傷つきながらでも
生きていくことは誰にも出来るんだ
自分を信じることが自信というなら
僕は無駄に自分を信じすぎていた
だからいざ 誰かの力が必要なときに
越えられない壁や 一人じゃ持てない重い荷物がある
自分の強さに溺れてはいけないよ
強さとは心の強い人を指し示す
腕っぷしの強さなどなんの意味もない
誰かのために何かをしようという
そんな気持ちを強さと呼ぶんだよ
弱さを支えるように強さはあるんだよ
根拠のない強がりは弱さをひけらかすだけ
自分の弱さや脆さを知るために
一度は一人になってみなさい
自分が如何に弱いかがわかるから
強がってばかりの僕に気づくために
冷たい風に吹かれてみなさい
自分が如何にちっぽけかわかるから
それはただの弱虫の強がりに過ぎないから
悲しいときにはちゃんと泣いてごらん
心、素直に 生きてみてごらん
やがて何かが見えてくるから。