詩人:どるとる | [投票][編集] |
見えないものがある
どんなに目を凝らしても
聴こえないものがある
どんなに耳をすましてみても
わからないものをわかろうとするのが
解き明かせないものを解き明かそうとするのが人なら
本当に見つめなければならない景色や表情がある
本当に受け取らなければならない声や音があるんじゃないか
一度、目を閉じたまま何かを見つめようとしてごらん
暗闇の向こうにイメージという光が差し込んだらそれが答え
一度、耳をふさいでごらん かすかに聴こえる音以外は遮断された世界で
大切だと思う音だけが心に響くから。