詩人:どるとる | [投票][編集] |
宇宙から見える僕らはひどくちっぽけに
見えるんだろうな
僕らが見ている宇宙はあんなにも壮大なのに不思議だね
瞳に映るものは ささやかなものだけど
きっと瞼の裏に広がる世界は 見えているもの以上の何かを秘めている
何かをはらんでいる
何ひとつ肝心なことはわからない
だから、僕らは 宇宙のような闇から目を伏せて さもわかってるかのように笑える強さを持たなきゃいけない
どんなに遠くからでも輝き放つ光
それは彼方より届く誰かへのメッセージ
まるで海に浮かぶ船から見えるモールス信号
ここにいるよって教えてる
ふいに巻き起こるやわらかな風の中に立ち止まると
形のないものや 肉眼ではとらえきれないものまで 見えるようで 聴こえるようで
でも僕らはそれをまやかしや嘘なんかで語りたくないんだ
瞳に映るものは ささやかなものだけど
きっと瞼の裏に広がる世界は 見えているもの以上の何かを秘めている
何かをはらんでいる
どんなに遠くからでも輝き放つ光
それは彼方より届く誰かへのメッセージ
まるで海に浮かぶ船から見えるモールス信号
ここにいるよって教えてる
それは生きているというたしかな光
闇の中でも けして希望を見失わない。