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どるとるの部屋


[549] 心に夜明けを
詩人:どるとる [投票][得票][編集]


時々生きていることがねとても悲しいことに思えて仕方なくなるのさ
人生って楽しいものだと子供のころは思っていたのに
今では悲しいことにばかり時間を割いてやりたいことなど少ししかできないよ

幸せを見失ったみたい
心は雨模様
当分やみそうな気配はない
君はどうしてそれでも生きてるの?
道すがら 立ち止まってショーウィンドウに映る自分に問いかけた

この世界から悲しみを消してください
そう願う声が悲しく響くだけの部屋に僕はひとりぼっち
帰って寝るだけの毎日にどうか光を
せめてください
愛などいらないから
僕に光をください

明けない心の空に夜明けを呼びかけてください 神様
はじめて願ってみた

ああ 心に夜明けを
ただそれだけで僕はきっと笑えるから
もう生きていくことさえなんだか苦しいよ
早く夜明けよ来い
僕に光よ降り注げ
星さえ輝かない
ただ真っ暗な僕の心の空に夜明けよさあ

いつまでも待つから
心に 心に 夜明けを
もう悲しみだけのせいにするのも他人のせいにするのも疲れ果てたから。

2009/11/21 (Sat)

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