遥か太古の人たちがいつかこの場所で暮らしていたように嘗ての営みを瞼の奥に 描きながらあなたは敷き詰められたこの道を 何を理由に汚すのか昔あなたがくれた言葉は 深い海のように私の心の中にさざ波をひろげた我らは生きることしか出来ない不器用者だからせめて誰かの為を思いながら今日という戻らぬ日を生きる戻らぬ日を生きる。
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