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どるとるの部屋


[5524] 夜を行く
詩人:どるとる [投票][編集]


夜の中にも 夜はあるのさ
人の悲しみが 一人一人違うように

朝の中にも 朝があるのさ
笑顔だけを背負うことは出来ないよ

瞳の中に ただはてしなく広がる闇が
見上げる誰もをその圧倒的な全身で

包み込んでしまうよ 覆い尽くしてしまう
僕は勝手気ままに夜を行く 一粒の星になる

涙の中にも 涙はあるんだ
始まりの先にまた終わりがあるように

笑顔の中にも
笑顔があるんだ
でも見ようとして見れるものじゃない

頭の中で 描く闇には形なんて無い
そうさ形のないものに形を与えるのは
僕らの心だよ 僕らの気持ちだよ

見えているものを音として
聴こえているものを光とすれば
まだわからないものがわかるだろうか
この世界に 今新しい夜明けがおとずれる

瞳の中に ただはてしなく広がる闇が
見上げる誰もをその圧倒的な全身で

包み込んでしまうよ 覆い尽くしてしまう
僕は勝手気ままに夜を行く 一粒の星になる。

2014/07/13 (Sun)

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