寂しさという駅に降りた 夕暮れが果てなく空を橙に染めた何か物足りなくていつも悲しくて埋められない心の穴 すきま風が吹き抜けるやがて夜がやって来て あたりはこわいくらいの静けさに包まれた凍えるような孤独にすべての言葉をなくしたまま立ちつくす 僕はさっきから何度もため息ついてるまるで子供が駄々をこねるみたいに自分でも恥ずかしいくらい弱いんだそれでもどこかでそんな自分を愛してる。
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