まっすぐ歩けないふらついてしまうよ蒼い憂いを抱いて眠るまだ何か 出来そうな気がするのに進めない 動けない心と体がばらばら雨が降る 街を僕は歩いている見事なまでに独りだ時が粒子状に流れるくらいに心は見えるものを或いは聴こえるものを喩えば繊細にするそれは孤独がつくる影に灯る幽かな光弱さの隅っこで様子を窺う素直な君それでも前を向いて歩こうとする勇気ある君。
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