詩人:どるとる | [投票][編集] |
点と点をつなぐように
線を伸ばして昨日が今日になって
今日が明日になったように
君の声と僕の声を星座みたいにつなぐ
けっして届かない距離じゃないはずなのに
時折世界からどこまでも遠ざかってゆく僕らの心
今日が明日になっても今日は今日だから
線を描くようにたどり着いたその場所で僕は変わらぬ声で君に「好き」と歌うよ
手のひらと手のひら
重ね合わせるように
一見同じものでも違うものを重ねてく
流れていく時の川を進む舟が 終わりへと行くのならば
せめて 生きているあいだだけでも
誰かのことを心から愛していたい そう思うんだ
夜が朝に変わってまた朝が夜になる
そんなきりのない繰り返しの果てで
僕はまた僕になって君の前で笑うだろう
そしてすべての光が費えても
僕はけして光を見失うことはない
僕にとっての光とは君なんだから
今日が明日になっても今日は今日だから
線を描くようにたどり着いたその場所で僕は変わらぬ声で君に「好き」と歌うよ
夜が朝に変わってまた朝が夜になる
そんなきりのない繰り返しの果てで
僕はまた僕になって君の前で笑うだろう
君に愛を誓うだろう。