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どるとるの部屋


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詩人:どるとる [投票][編集]


どこまでも広がる
闇の中にそっと
生きている小さな光

見えているものじゃなくて
聴こえているものじゃなくて
目を閉じて耳をふさいでも消えないもの

たとえば誰もそれがどこにあるか知らないのに
確かにここにあるってわかるようなものさ

僕の瞳の中君の瞼の裏
想像の水面に浮かぶ命の蛍よ
行かないで 消えないで
いつまでも僕の心に寄り添っていて

どんな歌をつくろう
誰に歌おうかな
いつか宝物になる歌

ふれられるものじゃないよ
つかめやしないものだけど
心の扉開いてはじめて見えてくるもの

何も見えない夜の中に隠してる
声にならない寂しさや切なさに
ほんの少しの油断でこの命も跡形もない

僕の手のひらに走る無数の線
点と点をつなぐように引かれてる
愛してる 愛されてる
誰だってこの世界の中の「大切」だ

いつかどんなにきれいなものも
澱んだような汚いものも
どんなものも命あるものはすべて
同じ場所に消えていくよ だから

僕の瞳の中君の瞼の裏
想像の水面に浮かぶ命の蛍よ
行かないで 消えないで
いつまでも僕の心に寄り添っていて

僕の手のひらに走る無数の線
点と点をつなぐように引かれてる
愛してる 愛されてる
誰だってこの世界の中の「大切」だ

君という人は僕の中の「大切」だ
君は僕の光 そして僕は君の光。

2014/07/23 (Wed)

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