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どるとるの部屋


[5588] 透明
詩人:どるとる [投票][編集]


見えるはずもないものを
僕らはいつも目の前にしている

肌にふれたときのぬくもりも
ふれてはじめて感じる感触も
形も色もないのに僕らはそれを
さも見えているかのように話すだろう

透明な でもあざやかな見えない
聴こえないすべてが僕らの暮らしを縁取るみたいに象っている

ほらね 聴こえているもののさらに奥
ほらね 見えてるものの向こう側の世界
本当に見つめるべきはそんなものです。

2014/07/24 (Thu)

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