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どるとるの部屋


[5592] ライトライトライト
詩人:どるとる [投票][編集]


どうして命には終わりがあるのかなあ
遠い昔僕はそれが不思議でした

お父さんは夜空に浮かぶ星をたとえて
僕にその答えを教えてくれました

人は死んだらね
お星さまになって
ずっと輝いていられるんだよ
だからそんなに死ぬことは怖くないんだ

この世界を本当に照らしてるのは
機械仕掛けのライトではなくて
一人一人の優しさや愛だったりするんだよ
覚えていてね大切なことだ
忘れてはいけないことだ

落ち続ける砂時計を見つめたまんま
いつ僕は死ぬのかなんて考えている

僕は生まれてから今日までどれだけ
生きていることを心から喜べたかな

せっかく生まれて
笑い泣くことも出来るのに
途中で命投げ出す人もいる
僕はせめて終わりまで生きようと決めた

この世界を 本当に支えているのは
重力や方程式だとかそんな難しいものじゃなくて
誰もが当たり前に持ってる 人を思うような気持ちだ
光にもなる気持ちだ

流れていく時間を止めて今日をいつまでも手放したくない
それでも、流れていく時間は誰のことも待ってはくれない

この世界を本当に照らしてるのは
機械仕掛けのライトではなくて
一人一人の優しさや愛だったりするんだよ
覚えていてね大切なことだ
忘れてはいけないことだ

この世界を 本当に支えているのは
重力や方程式だとかそんな難しいものじゃなくて
誰もが当たり前に持ってる 人を思うような気持ちだ
光にもなる気持ちだ

名前なんかない
見えない気持ちだ。

2014/07/25 (Fri)

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