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どるとるの部屋


[5662] トモシビ
詩人:どるとる [投票][得票][編集]


さして誉められもしないのに
悲しみに 耐えている
見えない雨に芯まで冷やされて
歯を食いしばってる

生きていくことの辛さを味わいながら
それでも生きたいのは生きることはそれ程までに楽しいから

一度死ぬと決めてでも死ねなかったから
それなら生きていこうと決めたときから
この胸に灯ってる明かり
生きているという当たり前なことを確かにするための人生だ

生きているなら 傷だらけだって構わない
燃え盛る灯火消さないように生きていく
脈打つ鼓動に重なるように息をする
走り抜ける 青い空広がる 穏やかな街並み

生きていれば まだなんとかなる
生きていれば いつでもやり直せる

だからこの灯火は消さない
だからこの灯火は消えない。

2014/08/08 (Fri)

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