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どるとるの部屋


[5663] 世相
詩人:どるとる [投票][編集]


水面下から
睨みをきかせて
おまえは愚かだと
言葉を尖らせる

おまえの愚かさは
棚に上げられて
時代や人のせいにして
世相を憎む人よ
今日もおまえの瞳は澱んでる

駅のそば隠れた路地裏でギターを抱え
歌を歌う 若者は自由とつかみどころのない愛を繰り返し歌う

僕は何をしていますか
あきれてばかりで声に出そうともしない

今こそ その願いを
その祈りを歌にして
時代に拳向けよう

なにか不満があるなら掲げればいい
それぞれの訴えを

人混み むせかえる
真夏の十字路
人はどこへ向かうのか

明日は相変わらず迷子のままさ

予定は相変わらず未定のままさ。

2014/08/08 (Fri)

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