詩人:どるとる | [投票][編集] |
孤独の中に 小さく佇む君の影が
まだ生きたいよって呟いてたよ
人混みが苦手になったのはいつからだ
いいんだよ それでも寂しくなければ
孤独なことが悪いんじゃないよ
死んでしまうことが悲しいんだ
生きているから 悲しい
でも
生きているから うれしい
泣いたり 苦しい目にもあうけれど
その 悲しみさえ生きているから 感じることだ
だから孤独は少しも 悪いことじゃない
でもね寂しいと思うこと 悲しいと思うこと
少しずつ わかってくれたらいいな
強がらずに 人に頼れる素直な君に
いつか 会いたいなあ
日陰の中に 小さく咲いている花は
なんて名前だろう 僕にはわからない
僕の悲しみは君にはわからないし
君の悲しみは僕には見えない
死にたいと思うことは悪いとは言わない
だけど本当に死んでしまったら悲しいよ
生きていれば 悲しいことがある
そんなの当たり前さ
みんな 冷たく言い放つ
だけど本当は生きることそれがいちばん難しい
当たり前っていう言葉は時に 残酷さ
すれ違ってしまう気持ちを否定してしまうから
だから 涙流す君に僕が言えることは
正直 何もない きれいごとは嫌いさ
かといって死ねばいい 何てこと
間違っても言えない 優しい君の心が
いつか 気づいてくれたらいいなあ
生きている その喜びに 命ある この尊さに
またひとつ 過ぎてく今日
人生に意味を見いだすのは限りなく難しい
生きることは 思うよりも 簡単じゃないね
「今日できないものが明日できるはずがない」
いつもそんな 不安を抱えながら 生きてる
だから孤独は少しも 悪いことじゃない
でもね寂しいと思うこと 悲しいと思うこと
少しずつ わかってくれたらいいな
強がらずに 人に頼れる素直な君に
いつか 会いたいなあ。