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どるとるの部屋


[5810] 痛みの唄
詩人:どるとる [投票][編集]


誰かの痛みを肩代わりすることが出来たなら
僕はきっと 君の悲しみを全部 引き取るだろう

大好きな人の悲しんでる顔なんて 見たくない
君の笑顔が 一番好きだから 涙を見ないふりしてた

忘れてたよ 君の痛みは僕の痛みだって
忘れてたよ 僕の痛みは君の痛みだって

僕が傷つけば君も傷つくし
君が傷つけば僕も傷つくんだなあ

こぼれ落ちる涙は君の悲しみが素直に形になったものだって
ばかな僕には どうしても思えなかった

大好きな人だからこそ 勝手なイメージを押しつけてた
僕の想像してた君はいつも おかしなほどに笑ってた

思ったんだ 君が僕の支えになってくれるなら僕も君の支えになってあげようと

その痛みを安らぎに変えていけるようにすることが僕の役目

忘れてたよ 君の痛みは僕の痛みだって
忘れてたよ 僕の痛みは君の痛みだって

僕が傷つけば君も傷つくし
君が傷つけば僕も傷つくんだなあ。

2014/09/15 (Mon)

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