詩人:どるとる | [投票][編集] |
幸せはどこにあるのだろうか
ずっと昔から探してきたような気がする
だけどいまだにわからないんだよ
人は幸せは気づいてしまったら
幸せじゃないって言うけれど
気づかないような隠れた場所に
幸せがあるのなら
僕は幸せなのに幸せに気づかないままで
ずっと生きてくのかな
それもおかしな話だね
でもそういうことなら 幸せは いつも人のそばにあって
なんでもない日常に寄り添ってくれているのかなぁ
目が覚めて 朝ご飯平らげて いつものように仕事や学校に行く
ただそれだけのありふれてる毎日が幸せのありかなら
僕はずっとありふれていたい そう思った
散らかした部屋を片付ける
季節はまたひとつ移り変わってく
大人と呼ぶにはまだ早いんじゃないか
子供みたいにわがままばかりの僕で
それはお互い様と笑うけれど
宝探しするように幸せを探す
でもなんとなく
わかったんだ 幸せは探すより気づくものだと
踏切が降りて また僕は電車を待つ
笑ってしまうよ もう僕は十分幸せだって
欲張ってはいけない ふつうがいちばん僕には似合ってる
なんとなく当たり前なことに気づいたら
幸せなんて いつの間にかこの手のひらの上 心を満たすあなたのぬくもり
僕はそれを幸せと呼ぶことにした
今日もまた
誰かに手を振る帰り道
思い出したように あふれる涙のわけは
僕がいちばん知ってる でも内緒さ
幸せは いつも人のそばにあって
なんでもない日常に寄り添ってくれているのかなぁ
目が覚めて 朝ご飯平らげて いつものように仕事や学校に行く
ただそれだけのありふれてる毎日が幸せのありかなら
僕はずっとありふれていたい そう思った
僕はずっと君と手をつないでいたい
それだけで幸せだと思った。