なぜだろう 僕は今雨に濡れたい気分だ傘など放ってしまえ心まで濡れようぜ悲しいことさえ 心地いいひとときだけの痛みは なだらかにこの胸の小窓を滑り落ちてく数千の雨粒の中に映る数千の世界が目にも止まらぬ速さで地面に落ちる様を僕らはどうして涙と重ねてしまうんだろう。
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