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どるとるの部屋


[5888] 君がくれた贈り物
詩人:どるとる [投票][編集]


いつの間にか僕にも宝物と呼べるものが出来たよ
それは思い出という君と刻んだ日々や時間だよ
ささやかなれどもかけがえのないもの
私が生きてきた足跡の代わりに遠いきのうから続いてる
今日という日まで

笑ったこと 泣いたこと
たまには喧嘩して
たまには落ち込んだりして
そんな他愛ない日々のひとつひとつが
いつか素敵な思い出になる
それは君がくれた贈り物だよ
これからも変わらず大切にしていこう

目には見えないものは抱きしめてみれば
あたたかなぬくもりがこの胸に灯るのさ
思い出は過ぎても色褪せることなく
遠くなればなるほどその色はあざやかに見えるよ
まるできのうのように思い出せる

あの日の涙 あの日の笑顔
思い出のすべてがきれいなものばかりじゃないけれど
誰かと同じ思い出を持ってるだけで
いつか懐かしく今を語り明かせる
思い出ほど大切なものはないんだと
年老いた旅人は僕を追い越していく

僕が歳を重ねることは 大切な誰かも同じように歳をとっていくことと同じだから
時の流れが 出会いを生めば 別れを連れてくるから
涙は拭えないけど
あなたのことは多分ずっと忘れないから
あなたの思い出を胸に明日へ僕は飛んで行く

笑ったこと 泣いたこと
たまには喧嘩して
たまには落ち込んだりして
そんな他愛ない日々のひとつひとつが
いつか素敵な思い出になる
それは君がくれた贈り物だよ
これからも変わらず大切にしていこう。

2014/10/25 (Sat)

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