胸の片隅に 小さく 膨らんだ 蕾がひとつ君がいつかくれた思い出が 咲いた 咲いたアルバムの中の 写真 ひとつひとつ 指で辿る あの日の音や光夜や 朝の 中にある 言葉じゃ言えない さまざまな幸せのかたちとでも言おうかさすらう風が カーテンを揺らすたとえ今日が誰かの世界の終わりでも僕は幸せなまま君は幸せなまま今日を迎えそして終える。
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