ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > センチメンタルジャーニー

どるとるの部屋


[6091] センチメンタルジャーニー
詩人:どるとる [投票][編集]


ページをめくる そこにある文字を読む
悲しみと いう字を消すために笑ってみる
消せない 痛みが邪魔をして うまく笑えないから

このまま 僕は雨に降られて濡れ鼠
帰る場所さえ 失っても
宛もなく探しているんだ
いつかこの手に灯ってた誰かのぬくもり

夢から覚めたら 知らない朝や夜
窓を開けば ため息さえ白く曇る冬
センチメンタルジャーニー この心は答えを探す旅に出る

たどり着く雨上がりに虹は架かるだろうか
どこに行くのだろう僕らの心は このまま 行きずりの夢の中で 宛もなくページをめくって

このまま 僕は雨に降られて濡れ鼠
帰る場所さえ 失っても
宛もなく探しているんだ
いつかこの手に灯ってた誰かのぬくもり。

2015/02/21 (Sat)

前頁] [どるとるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -