淡くとけ出す君の中に しみていく甘い味わいとほろ苦さを残したまま季節は自転車でも漕ぐように ゆっくりと進んでいくよ 悲しみはまだ消えないで人生はなんだか チョコレートのようだね時々甘くて時々苦くて吐き出しそうになるそんな 味わい深い人生をかみしめてゆく奥歯で噛んだらまだ知らない味が 広がる波紋のように旋律のように。
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