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どるとるの部屋


[6139] 少年ロケット
詩人:どるとる [投票][編集]


がらくたでこしらえた思い出を
背負って 歩いて行こう
この気持ちはレールになって 僕を連れて行く
けっして挫けない勇気を持つよりも
へこたれる弱さの中に優しさを
そっと 紛らせて ただの人と呼ばれたい

ロケットに火を点けるのは 自分の役目
ロケットは 誰にでもひとつ用意されてる
君のロケットだけ 欠陥品ってことはない
さあ あとは 自分の背中を押すだけだよ
未来まで ひとっ飛び 夢へのスタートを切るのさ

夢見る少年はみんな瞳輝かせて
高い空を 見上げてる
その夢が 困難であればあるほどにやりがいを見いだす
負けることも諦めることもない心を持つより
下手くそでも最後まで頑張れる気持ちを
そっと 抱きしめて 傷つきながら生きていきたい

ロケットは 火を点けなけりゃ飛ばないよ
勝手に火が点くロケットなんてないんだ
夢はいつか叶うさと誰もが口をそろえて言う
そんなのきれいごとだと知っている
それでも夢を追わずにはいられない
僕の心はロケット いつまでも少年のまま

またひとつ夜が明けたよ いつまで
そうやって やりもしないうちから 弱音を吐いているんだ
泣き言は やってからだって遅くないはず
さあ レッツゴー

ロケットに火を点けるのは 自分の役目
ロケットは 誰にでもひとつ用意されてる
君のロケットだけ 欠陥品ってことはない
さあ あとは 自分の背中を押すだけだよ
未来まで ひとっ飛び 夢へのスタートを切るのさ。

2015/03/13 (Fri)

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