詩人:どるとる | [投票][編集] |
生きているということをもっとずっと
確かにするために 僕は染めるよこの世界を
あたたかい血潮で 塗りつぶす 汚い嘘や
誰かのゆがんだ足跡を
踏みつぶされた花を
そっと抱き起こして
大丈夫?のひとつも言えないようじゃ未来はないね
迷いや悩みが踏み出す自分の邪魔をするなら心を 空っぽにして 既成概念を捨てて ドアを開けよう
不特定多数の誰かのせいで汚れた世界を血の雨が洗うよ
まだ真っ白な キャンバスに 明日が描かれる日 虹をひとつ 架けよう
雨を止ませるほどの力はなくても
虹になってやるくらいの力ならあるよ
聞きたくないセリフや言葉ばかりだな
思わず耳を疑いたくなるような
笑われるようなきれいごとも 言えないようでは きっと心なんて 空気みたいにしか思わない
迷いや悩みの多さに 疲れ果てた僕は 見失っていたみたいだ
たまには 何もかも忘れて 捨て身で行こう
わかりやすいような 絵に描いたようなやさしいせかいを待ってるんだ
すべての人がすべての人にやさしくできるそれだけでいいのにね
違う人同士 それだけで みんなばらばら
でもそのすれ違いが僕らの手をつなげてる
不特定多数の誰かのせいで汚れた世界を血の雨が洗うよ
まだ真っ白な キャンバスに 明日が描かれる日 虹をひとつ 架けよう。