詩人:どるとる | [投票][編集] |
もう喧嘩は終わりにしよう
お互いに悲しくなるだけ
つまらないことだったね思えばいつも
二人を 言い争わせていたのは
くだらないプライドの張り合いだった
ひとりになれば寂しいくせに
二人でいると喧嘩ばかり
そのくせまた寂しがる 心が憎い
でも反面ありがたい
手のひらいっぱいの涙を抱えて泣いてる君を見つけたとき
僕もたまらなくなって 涙が止まらなくあふれてきたのを
今でも 忘れられない思い出のひとつとして この胸に宝物のようにしまってる
今ではもう 幻となった君との日々
なぜ気づいたらもう手遅れなんだろう
君に恩をもらってばかりで
ちっとも君に 感謝を返せないまま
ありがとうって言ったことはあるけど
ありがとうって言われたことは数少ない
君は僕といて 楽しかったかな 幸せだったのかなあ
隠れん坊してる訳じゃないのに いつの間にか君を探してる
空を見て ああそうかと気づいたとき 僕の目にはまた涙が滲む
ほら 今日も夕日が沈む頃合い 君がいればきれいだねなんて言ったのかなあ
夕日の赤い色がやけに目にしみる
変わったことといえば煙草の数だけが増えたことと
少しだけ痩せた事くらいで あとは何もない
あの頃のまま ずっと君の面影を抱いてる
手のひらいっぱいの涙を抱えて泣いてる君を見つけたとき
僕もたまらなくなって 涙が止まらなくあふれてきたのを
今でも 忘れられない思い出のひとつとして この胸に宝物のようにしまってる
今ではもう 幻となった君との日々
両手でも抱えきれやしないほどの僕の涙を見つけたとき
僕は 誰かの手を ぬくもりを欲して 手探りした
君がもしも許してくれるなら
新しい一歩を踏み出してもいいかな?
死ぬまで愛すと決めた君に背中を向けて。