詩人:どるとる | [投票][編集] |
悲しいときは 目を閉じて
打ち寄せる心の 波のリズムに合わせて
降り止まない雨の中で 大切な人を思う
笑わないと壊れてしまいそうだから強がっていたよ
優しすぎて 自分を叱ることなんて出来ずに
いつでも 居心地のいい場所で笑っていたくて
でもそれは 弱さだと知ったとき
僕の心は 僕を置いて旅に出た
置き去りにされたように残された僕は
泣きながら 少しずつ
強くなることを知ったんだ
とめどなく
あふれる涙を
指先で なぞる
ここにあったんだね
本当の強さは
やっとスタートラインに立てた気がする
涙を流すことをどこかで 恥ずかしがってた
本当は 涙を流さないことのほうが恥ずかしいことなのに
ねえ 心は 今
どこにあるのだろう
あの日 なくした 優しい気持ちで
もう一度、笑いたいよ
今なら 素直に 泣くことも出来るから
優しすぎて 自分を叱ることなんて出来ずに
いつでも 居心地のいい場所で笑っていたくて
でもそれは 弱さだと知ったとき
僕の心は 僕を置いて旅に出た
置き去りにされたように残された僕は
泣きながら 少しずつ
強くなることを知ったんだ
いつまでも 帰らない心 センチメンタルジャーニー
時だけが 立ち止まる僕を追い越して行くよ。