詩人:どるとる | [投票][得票][編集] |
いつも僕らは悲しくて
いつも僕らは嬉しくて
そんな僕らは幸せで
たまに僕らは不幸せで
いつでもそれを忘れては何かのきっかけでまた思い出して
この世界の中で
回る地球の中で
今日も変わらない1日を過ごしている
みんなみんな涙ぬぐえずさびしい夜をこえて今ほら朝焼けの光を浴びている
いつも僕らは悲しくて
いつも僕らは嬉しくて
そんな僕らは幸せで
たまに僕らは不幸せで
いつでもそれを忘れまいとするけどふいの涙に頭が真っ白くなるのです
言葉なくして
すべて有耶無耶になって
たどり着いた未来に今 立っている
誰もが予想していた絶望に嘆くよ
だけれどそれでいい
それでいい気がするのはね
きっと完璧を求めてはいなかったことへの気持ちだろう
不完全な未来
そっちのほうがなんか生きてるんだって感じがするから
不完全な道で
不完全な僕で
このままどこまでも
歩いて行くんだよ
行き止まりまで
先へ進めなくなるまで
いつも僕らは断ち切れてはつながる心をあの世へはこんでゆく
いつも僕らは流れ出しては無理やりせき止める悲しみに絶え間ないせつなさを抱きながら 今日も涙流れるのを無理やりバルブ閉めるようにせき止める
いつでも いつでも
どこにいても
誰もが悲しくて
誰もが嬉しくて
そんな言い様がない気持ち 胸に抱いて生きている
それでも消えない不安
それでも死ねない自分
それでも消えない希望
それでも信じてる未来
呆れるくらい死ぬ間際まで消えない
光のずっと先を見てる 僕なのさ
今はまだ旅の途中
諦めるには早すぎやしないかい?
いつも言い聞かす
自分に やさしくもきびしい言葉
ああ まだ生きたいから。