そして降り出した雨が鏡になって物語の結末を映す昨日のことなのにもう遠い昔のような夢の中の出来事僕はただ通り過ぎるのを待つ 忘れるための痛みが今日という日が いつか 思い出になって振り返るその先に もう取り戻せない何かを残しても それでもいいと願ってしまった忘れられるならばそのほうがいいと願ってしまった。
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