寄り道しながら イメージはどこに行くのか宛のない旅の始まりはいつも気まぐれです待ちきれない 夜明けより一足先に僕は闇を振り払い 光の中へ 飛び込む目を開いたその刹那 この心に 届く何万光年越しの 星たちの旅の足跡ほらね はるかな景色が 遅ればせながら 昨日を映す空はスクリーンになって ちゃんと 僕の目に映っているよそれは星がたどった道筋の痕跡たとえば今はない命が残す一欠片。
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