詩人:どるとる | [投票][編集] |
小説に並ぶような書き言葉で
こっちにおいでよ 扉を開けて
僕はいつでも頭のいいふりをしていたいのよ
あるいは えてして つまるところ
いわゆる しいていえば かくかく然々
あまねく つぶさに 絶え間なく
僕の耳を濡らすように降る言葉の雨
聞いているだけでめまいがしてくるの
たちどころに…エトセトラ
詭弁でソーリー 雄弁オンリー
素敵なアバンチュールみたいに
がらりと世界を 模様替え
書き損じのように つまずいた創作意欲
立ち止まるように筆を投げ出した
なるべく人には 賢く見られたいのよ
ひいては すなわち かくして
いわゆる しいていえば とどのつまりは
ことごとく さしてあますことなく
僕の頭の中に 押し寄せる言葉の波
油断しているとさらわれてしまうの
ゆゆしき事態に…その先が続かない
詭弁は論理? 雄弁ならロンリー
サーフボードとトロピカルジュース
明日が雨でも心だけは日本晴れ
歌いましょう すべての 卑しい気持ち
ちょっとした下心や いやらしさも
詭弁で 可愛らしく ラッピングすれば
ほら なんとなく
それらしくなるの
僕の耳を濡らすように降る言葉の雨
聞いているだけでめまいがしてくるの
たちどころに…エトセトラ
詭弁でソーリー 雄弁オンリー
素敵なアバンチュールみたいに
がらりと世界を 模様替え。