詩人:どるとる | [投票][編集] |
この道の先には何があるんだろう
それさえ行ってみなくちゃわからない
行き止まりかもしれないし 道はまだ続いているのかもしれない
それさえ行ってみなくちゃわからない
ちっぽけな貝殻や花を集めて 宝物にしていた
あの頃の僕らは 空を見上げては
いろんな空想で胸を満たしていた
色とりどりの夢でつまらない退屈な世界を染めて
僕だけのコスモ 際限なく果てしなく広がれ
手のひらに落ちた涙 それはまるでシューティングスター
あこがれとかロマンとか うまく言えないけど眩しい光
物語のはじまる前から ドキドキしていたよ
どんなあらすじが僕を楽しませてくれるのかな まだ未開封の未来
開けてびっくり 玉手箱
思い出を忘れないように 写真やビデオに残しても
どうしても それだけでは心もとないのは 思い出には形がないから
ジャングルジムのてっぺんに登って
見上げた夜空を星が流れていく
あの日見た 夢のような光景が思い出ならば
僕の瞳が見た景色 僕の耳が聞いた音そのすべてが思い出だ
時間の中に 灯る明かりは 灯台のようだ
船が迷わないように行き先を照らしてる
思い出はいわば日々絶え間なく移り変わる
毎日を 退屈させない為の簡易式の灯台
あめ玉が溶けてしまわないうちに
覚えていこう さっきまで味わってた甘さや苦さを
色とりどりの夢でつまらない退屈な世界を染めて
僕だけのコスモ 際限なく果てしなく広がれ
手のひらに落ちた涙 それはまるでシューティングスター
あこがれとかロマンとか うまく言えないけど眩しい光。