詩人:どるとる | [投票][編集] |
下手くそになったもんだな 笑うことさえ
嘘っぽくなったもんだな
咲いてしまえば あとはただ枯れるのを待ちわびるだけだ
悲しみはずっと僕の中で形を変えずに
悲しみのまま だけど幾分 僕のほうが慣れた
さよならが 当たり前になって
そのために出会うつかの間のふれあい
寂しかったり 悲しかったり切なかったり
繰り返す感情の浮き沈みに逆らえない
ずる賢くなったぶんまで素直になったそんな気がするの
画用紙からはみ出すほどのダイナミックで
大袈裟な身振り手振り
嘘を紛らせて 心を見せずに おどけてみせれば
言葉なんてものでは 自分の心の3分の一も
まともに表現できないことを知っている
さよならが 当たり前になって
そのために出会うつかの間のふれあい
寂しかったり 悲しかったり切なかったり
繰り返す感情の浮き沈みに逆らえない
ずる賢くなったぶんまで素直になったそんな気がするの
だから、素直に泣いて 笑って 今では
何も隠さずに ありのままの自分で
間違った正しさを 否定できる
まっすぐな愚かさを愛せるんだ。