詩人:どるとる | [投票][編集] |
そっと眺める街は たくさんの人の暮らしを抱きしめている
悲しいことやうれしいこと いろんなことがあるんだろう
今あなたに僕が抱く思いも優しく抱きしめている
瞳に浮かぶ景色が 穏やかな時間を包み込んでいます
眼下を流れる川は どこへ流れていくのだろう
夕陽にキラキラと反射して 光の欠片が宝石みたいに舞っている
名もなき夢の 終わりはきっとこんな
静かな時間の中に咲いてる幸せのような
叶わぬ夢とあきらめたなら 少しだけ泣くんです 泣き止んだら
新しい 明日を探しに旅に出る
川の終わりは 夢の終着駅 せき止められた水はここで途切れるけど
その先にも 物語は続いていく
空が終わりを知らないように 川もまた終わりを知らない
ごらん 街も空も見上げれば ずっと先まで続いている
だから、この長い夢もまだ覚めない
もうしばらくは終わらない。