詩人:どるとる | [投票][編集] |
悲しみなんて 火にかけて食べてしまえばいい
胃袋に押し込んで なかったことにしちゃえばいい
最期の晩餐なんて言わせないわ
さあまたここから始まるエンターテイメント
夢から覚めた僕は気づく
まだ何も始まってやしない だから終わるわけなどない
世界はいつでも 楽しいことばかりさ
だから ただ退屈してるなんて勿体ない
無傷でいるなら 傷ついてごらんよ今すぐ
まだ味わったこともない世界の隠し味
レシピの中にはない自分だけの調理方法で
手当たり次第 鍋に放り込め 出来上がりをご覧じろ
出来映えはいかが?
神様は言った「祈りなさい、願いなさい」
でもそれは神様を信じる者たちの言い分です
僕には戯言にしか聞こえない 神様を信じてないから
世界の真ん中に どでんとかまえる神様は
姿形もなく今日も崇め奉られている
世界はいつもわからないことばかりさ
だから目に見えるものだけでは心もとない
目を閉じたイメージの世界に思いを馳せてごらんよ
目の覚めるような痺れるような感覚
レシピなんか放り出してアレンジだ
計量もさじ加減 カン頼みのクッキング
運命よいい方に転がれ
世界はまだまだ楽しいことがたくさんある
まだ知らないこと もう知ってること
何があるかな
教えてよ僕がまだ知らない世界のことを
世界はいつでも 楽しいことばかりさ
だから ただ退屈してるなんて勿体ない
無傷でいるなら 傷ついてごらんよ今すぐ
まだ味わったこともない世界の隠し味
レシピの中にはない自分だけの調理方法で
手当たり次第 鍋に放り込め 出来上がりをご覧じろ
出来映えはいかが?
さあ召し上がれ。