目を閉じた暗闇の中に君を描いて消えないように イメージごと抱きしめた忘れながら 思いながら 浮かんでは沈むあなたの輪郭を 指でなぞっていたあなたは 笑っていた悲しいときさえ 僕を心配させまいとでもそんな心配ならいらないよあなたが悲しいのに僕が笑うわけにはいかないほんの少しのまばたきも惜しいくらい君をずっと見ていたいだから 頼りないこの僕のそばにいて光を灯すように 足元を照らしてくれないか迷わないように。
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