ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 真夜中の逃避行

どるとるの部屋


[6843] 真夜中の逃避行
詩人:どるとる [投票][編集]


誰かの帰りを待ちわびる誰かの

そわそわする 貧乏揺すりのリズムは

僕の胸の中にもなんとなく伝わるよ

街中は今 真夜中過ぎの
終電もさっき終わったとこなのさ

少しだけ ざわめいた胸の 突き刺すような痛みを早く

取り除いてくれよ あの間の抜けたようなアホ面見せて

ただいまって ただいまって さっきも言ったでしょう
けれど何度も言いたくなる そんな気持ちにさせるの

夜の街を星のように駆け巡ろう二人で

夜更かししよう 今夜は寝かさないよ

二人だけの 長い長い夜の散歩に出よう

昼間一緒にいれないぶんだけ楽しみなの夜が

眠ってるなんてもったいないと思った

真夜中の逃避行!

2015/11/18 (Wed)

前頁] [どるとるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -