歩き続けて 疲れはてた夕暮れに父の背中におんぶされたときのぬくもりを今さら なぜか 思い出して泣いていた理由のない ありがとうとか見返りを求めない愛とかそんな形のない ものを探している気がするいつの間にか 思い出に居場所を求めているよ悲しいときは 気持ちのやり場をなくしてしまうから進んだだけ 道を戻って 僕はまたなくした何かを通り過ぎた昔を気にしながらはるかな昨日を振り返りながら今も未来と向き合えずにいるそんな旅の途中。
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