詩人:どるとる | [投票][編集] |
おもちゃ箱をひっくり返したような
片付かない 散らかった気持ちに咲く
小さな 勇気 そっと花びらを赤く染めて
ひらり 風に舞う 木の葉を染める色に
重ねてる たとえば命懸けの恋のように
好きだ それだけでどこまでも走っていく
止まらない想い 道なき道を進む
ゆるい坂道もまるで断崖のよう
羽もないのにはるか後方に飛ぶ景色
あのカーブの向こう には新しいページ
すり減った スニーカーも愛らしいな
「恋をしてる」だけで変わる世界を見届けよう
どんなふうに形容すればいいかな
ふわふわでぽかぽかする恋する気持ち
一生ぶんの勇気 使い果たして手にいれた
君のスカートが 風に踊る季節に出会う
間違い探しはもうしなくてもいいんだ
好きだ それだけで世界はいくらでも変わる
ページを飛ばし読み 結末を早く知りたい
急ぐ僕の手をぎゅっとつかんだ小さな手
伝わるぬくもりが 僕の血をたぎらせる
行きたい場所があるんだ 君も来るかい?
おざなりのはずの日々もなぜか新しい
「恋をしてるだけ」で僕は 今日も生きている
歯車は 回る 地球も回る 観覧車も回る
すべてのありとあらゆる 動植物のサイクル
それは、早かったり 遅かったり いろいろだけど
どれも輝きながら 今を 必死に生きている
そんな 当たり前なことに
恋をしてから 気づいたよ
なぜだろう世界がまた昨日より輝いて見える
好きだ それだけでどこまでも走っていく
止まらない想い 道なき道を進む
ゆるい坂道もまるで断崖のよう
羽もないのにはるか後方に飛ぶ景色
あのカーブの向こう には新しいページ
すり減った スニーカーも愛らしいな
「恋をしてる」だけで変わる世界を見届けよう君と。