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どるとるの部屋


[7004] 友達のうた
詩人:どるとる [投票][編集]


涙拭うハンカチもないまま
一人涙流している君に歌おう

友達と言うのが恥ずかしいなら
ただこの手を握ってくれるだけでいい

虹がかかったよ雨上がりの空に
心のカーテンそっと開けて風に思いきり抱かれてみた

笑ったり 泣いたりすることも
一人だと なんだか寂しいね

だからそんなときこそあなたが隣にいてほしい

いつの間にか こうしていることが
当たり前になっていたよ
青空に白い雲が浮かぶように

友達と 呼びあう仲になっていた

涙を誘うドラマじゃないから
時には 深く心をえぐられてしまう

その時 抱いた傷跡をたとえば 悲しみと呼ぶにはあまりに容易いことだ

せっかく出会った君と 繋いだこの手を離さない
まだまだ 行きたい場所がある やりたいことがある

笑ったり泣いたりすることも
二人なら 二倍楽しいね

一人だったときには知らなかった喜び
心にあふれて 僕を幸せにしてくれる

明日が 来るのが楽しみで仕方ない
こんな気持ちいつからだろう
画用紙に描いた 幸せのイメージ
そのままの 今を生きている

写真みたいな思い出が いくつもある

水面に浮かんだ そのひとつを手にとって
どれも忘れたくないと かみしめたなら
また気ままに歩いていこうか 風に吹かれて

笑ったり 泣いたりすることも
一人だと なんだか寂しいね

だからそんなときこそあなたが隣にいてほしい

いつの間にか こうしていることが
当たり前になっていたよ
青空に白い雲が浮かぶように

友達と 呼びあう仲になっていた。

2015/12/12 (Sat)

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