詩人:どるとる | [投票][編集] |
離れ離れの 思いと思いが 夜空を越えて
こっちまで伝わるような気がするのは
僕が君を思ってるように
君も僕を思ってるからかな
名前も知らない誰かと誰かの
思いが つながるところに心はきっとあるのだろう
あなたを思う僕と僕を思うあなた
いつでもそんな 他愛ない関係性です
それはまるで魔法のように
どんな距離も越えて 気持ち伝える
窓の外をうかがいながら 今にも
雪が降りだしそうな空を気にする
君が笑ってるとき僕も笑ってたりして
君が泣いてるとき僕も泣いてたりして
早く帰って来ないかなとか 些細な気持ちの浮き沈みまでも 本当は伝わったらいいのに
言葉にしないと不安になる不便な生き物です
同じ気持ちになるだけで なんとなく
互いのことがわかってしまうんだ
目を閉じた 闇より幾分明るい 夜は
僕の住む街を 包み込んでいる
たくさんの人たちの営みを包み込んでいる
あなたは今何しているかな
ふいに生まれたそんな小さな気持ちが
星になって この夜空に輝く
こんな気持ちもまた魔法です
君を思うだけでどこか強気でいれる
名前も知らない誰かと誰かの
思いが つながるところに心はきっとあるのだろう
あなたを思う僕と僕を思うあなた
いつでもそんな 他愛ない関係性です
それはまるで魔法のように
どんな距離も越えて 気持ち伝える
待ちくたびれたあなたのそのさみしさまで。