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どるとるの部屋


[7017] 愛しているのない愛の歌
詩人:どるとる [投票][編集]


涙を流せば 心が熱くなってくるだろう

誰かの痛みが こっちまで伝わるよ

その頬に流れる 真っ白な涙に歌うよ

優しくなろうとする気持ちに
愛は咲いているのでしょうか

今 君の胸に僕は投げる 拳くらいに固めた 涙を

受け止めてくれないか?
愛しているのない愛の歌
涙を流すたびに 今日の痛みを思い出して
君に会いたくなるそんな歌になればいい

愛することを忘れた訳じゃないのに

心の天気はわがままですぐに変わる

辞書を広げても載っていない愛しかた

不器用な手つきで描いた優しさは
人という形をしていました

ときには叩くときもある だけどその痛みは私の痛み

愛することばかりが愛じゃないこと
愛していると言い過ぎる歌
街にあふれているから間違える
優しさは厳しさあってのものなんだ

偉そうなことは言えないが
私もまたあなたと同じ人だから
人として伝えたいよ 正しいこと 間違ったこと

あなたが もしも 道を外れるようなときは
拳を固めて あなたを殴るけれど
僕が殴るのはあなたの中にある悪だから

受け止めてくれないか?
愛しているのない愛の歌
涙を流すたびに 今日の痛みを思い出して
君に会いたくなるそんな歌になればいい

誰かを愛したくなるそんな心持てればいい。

2015/12/13 (Sun)

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