少しばかりの微睡み部屋のすみに転がる思い残しの影水彩の絵の向こう広がる 道を行こう変わらない街並みの変わらない表情に移り行く季節さえ僕には優しく見える水と光の 住む街を行き交う 悲しみがやがて窓の夕日に染まったほほを火照らせたその時流れた涙は明日の僕に届くから心配しないで手の届かないものなら迎えに行けばいい。
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