通り過ぎていく遠くの街を光があとにすれば夜が結んだ結び目がするりとほどけたはれて自由の身になった僕は 君を探しに旅に出る最終列車の 微睡みに寄りかかりながらいつか 胸に咲いてた花を思い出してた行かないでそばにいて 押し寄せる感情の波思い出の二の腕に 抱かれたまま 泣いていたいのさここからは少し急な上り坂になるから。
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