僕らは見つめている明日のその先を夕暮れの魔法で 誰も彼もが同じ切なさを共有する街で 呼吸をするだけの魚ふと手を伸ばせば 届きそうなのにこんなに遠い距離に心はある目を閉じて 数秒 息を結ぶ 手をつないだときのぬくもりも手を離したときの寂しさも同じように 抱きしめられたならきっと 離れ離れになっても心は重ね合わせられる。
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