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どるとるの部屋


[7140] 冬の翼
詩人:どるとる [投票][編集]


開けた窓の向こう 翼を広げて飛び立つ
イメージの向かう先を見ている

銀河に走る鉄道も おとぎの国の魔法も
この世界にはないとして 残されたこの ロマンは宛をなくした

目を閉じて 夜の中に星を描きながら

夢の中で 岸を目指す 翼のない鳥

足が羽のかわりで 大地を空のかわりにして
僕は行く 終わるまでは終わらない旅

冬の 凍てつくような寒さでかじかんだ
手を あたたかな歌で 温めながら旅は続く。

2016/01/04 (Mon)

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